ほぼほぼ完成です。

《5》子テーマ

ここで、分岐します。

子テーマを更新できる場合

ファイルマネージャーやFTP転送できる場合は前項の親テーマと同様の手順で子テーマもインストール有効化します。

子テーマを更新出来ない場合

ファイルマネージャーやFTP転送出来ない場合は、一発勝負で子テーマを完成させる必要が有ります。
お手数ですが、以下を参照してみてください。

独自の改造
「独自の改造」の記事一覧です。

この中の「画像キャプション」だけを採用の場合は、そのまま子テーマもインストール有効化して下さい。
スタイルシート(style.css)の変更だけなら、WordPressのダッシュボードで実行出来ます。
「画像キャプション」以外の項目を採用の場合は、『PHP』が絡んで来ます。
『PHP』をいじる場合は、その『PHP』が子テーマにインストされている必要があります。

子テーマ フォルダ例

独自の改造 を実行するために水色枠(tmp フォルダ)と緑色枠(images フォルダ)を追加しました。

tmp フォルダ例

※本来は、ユーザー加工用に『tmp-user』というフォルダを完備して下さってますが、フォルダに無いPHPなので『tmp』を追加しています。
以下のPHPを追加します。

images フォルダ例

以下の画像を追加します。
site-icon.pngを512×512ピクセルで作成後、複製して32×32〜270×270を作成。
320×180で no-image-320.png を作成。
本文エリアとサイドバーに背景画像を使う場合は bg.png も作成します。


※スキンも改造する場合は、『skins』フォルダも親テーマから複製して、加工します。

子テーマを変更

子テーマは一発勝負だと脅かしましたが、方法はあります。
通常、Cocoonの子テーマは「cocoon-child-master」という名前で、[style.css]の冒頭は以下になっています。

子テーマを変更するには、別の名前の子テーマを作成して交換すればOKです。
例は、「cocoon-child2」です。フォルダ名は「cocoon-watashi」でも「cocoon-boku」でも何でもOK。
但し、[style.css]の『Theme Name: 』もお揃いに変更します。

@charset "UTF-8";

/*!
Theme Name: cocoon-child2
Template:   cocoon-master
Version:    0.0.5
*/
補足

子テーマが完成したら、前項の親テーマと同じ手順で子テーマのZIPをインストールして有効化します。
変更箇所が反映されていれば成功です。
何の加工も行わない場合も、デフォルトのままの子テーマを使います。
親テーマのまま使うと親テーマが更新される度に設定がリセットされてしまいます。

注意

あくまでもわたしの経験則ですが、
子テーマ作成の際に、デフォルトのフォルダ名『cocoon-child-master』とstyle.cssの『Theme Name: Cocoon Child』で作成したものに限り、写真のギャラリー機能が使えなくなるという事象が起こりました。
子テーマのフォルダ名を『cocoon-child』、style.cssを『Theme Name: cocoon-child』としていた分は影響が出ていませんでした。推測ですが、大文字小文字の違いではないかと思われます。

次項からサイトの内容を作成して行きますが、SNSボタンやフッターのクレジット表記等、色々気になる方は、先に、こちらをどうぞ。↓

Cocoon設定
「Cocoon設定」の記事一覧です。