〈8〉FTPアカウント

独自ドメインのサブドメイン毎に設定できるので、管理者が違うサブドメインの場合等に有効です。

cPanelからFTPアカウント

「cPanel > ファイル > FTPアカウント」をクリックします。

FTPアカウント

ログイン:任意の文字列(例 blog等サブドメインと同じにしておく方がわかりやすいです。)
ドメイン:blog.example.com(example.comのサブドメイン)
パスワードを設定します。
ディレクトリ:自動生成されますが、WordPressをインストールした時のフォルダ名に変更します。(例 blog

FTPクライアントの構成

FTPクライアントの構成]をクリックすると、手動設定のFTP設定が出ます。
先ほど設定したパスワードでFTP転送ソフトに登録します。
わたしのFTPソフトは出ていないので手動設定しています。

使用例

Macの『Yummy FTP Pro.app』で紹介します。

ブックマーク

一覧です。
赤枠が、〈6〉FTP転送ソフトの設定 で最初に普通に設定した『mixhost』の全体のFTPです。
緑枠がこの項で紹介している「FTPアカウント」で設定した個々のサブドメインの分です。
赤マーカーがメインの独自ドメインだけの分です。
緑マーカーがこだわりの『mypage』です。
まずは、赤枠の全体をクリックしてみます。

public_html

この表示が出たら他は無闇に触らないでしたよね。
public_html」をクリックします。

public_html の中身

メインの独自ドメインを使うなら赤マーカーです。
こだわりの『mypage』は[mypage]フォルダではなく[myp]フォルダが本物です。笑
他も[●●●]フォルダは基本の無料初期ドメインのサブドメインやサブディレクトリで作成してしまったので、独自ドメインのサブドメインが[●●●2]になってしまいました。

個々のフォルダ の中身

今の続きから行っても、最初の「ブックマーク」からでも同じ内容です。
緑マーカーの[myp (mypage.example)]をクリックしてみます。
[myp (mypage.example)]そのものの加工に進むには『wp-content』です。
わたしは「https://mypage.example.com/amimono/」のようにピンクマーカーのサブディレクトリも設置しています。

サイトが少ない間は全体のFTPだけでもいいですが、数が増えてきたり、わたしのように気が変わって作り直す、、、という事態が発生した場合は、サブドメイン毎のFTPアカウントで管理する方が楽だと思います。
1つのサーバーを複数人でシェアする場合も管理責任者がメンバーの独自ドメインにFTPアカウントを割り当てる、、、という方式も使えますね。