FireAlpaca のカラー(色)の使い方とペンツール等の紹介です。
カラー
ツールバーの『カラー』で『色相バー』と『色相環』を切り替え出来ます。
どちらの場合も『1』で大体の色を選択後『2』でクリックした色になります。
どちらも思った色を出すのは大変ですよね。
RGBで色指定
下の表はWEBで使う基本16色です。
色の名前(aqua、green、navy 等) ■ #半角英数6桁 の色コード番号 ■ RGB(●,●,●) の順になっています。
こんな風に、『R、G、B』の数値がわかっている場合、「FireAlpaca」ではツールの『カラー』のボックスに数字を入れてやればその色を表示できます。
aqua ■ #00ffff ■ RGB(0,255,255)
green ■ #008000 ■ RGB(0,128,0)
navy ■ #000080 ■ RGB(0,0,128)
white ■ #ffffff ■ RGB(255,255,255)
blue ■ #0000ff ■ RGB(0,0,255)
lime ■ #00ff00 ■ RGB(0,255,0)
purple ■ #800080 ■ RGB(128,0,128)
silver ■ #c0c0c0 ■ RGB(192,192,192)
fuchsia ■ #ff00ff ■ RGB(255,0,255)
maroon ■ #800000 ■ RGB(128,0,0)
teal ■ #008080 ■ RGB(0,128,128)
gray ■ #808080 ■ RGB(128,128,128)
red ■ #ff0000 ■ RGB(255,0,0)
olive ■ #808000 ■ RGB(128,128,0)
yellow ■ #ffff00 ■ RGB(255,255,0)
black ■ #000000 ■ RGB(0,0,0)
パレットウインドウを追加
RGBにその都度数字を入れるのも面倒ですね。また、偶然みつけた微妙な色は二度と出せないかもしれません。なので自分のパレットを追加しましょう。
(1)RGBに数字を入れる場合はこんな感じです。自分でみつけた色でもOKです。色を出しておきます。
(2)「ウィンドウ>パレット」をクリックします。
(3)赤破線枠の位置に[パレット]が出ます。
(4)赤枠が色の追加ボタンです。クリックします。
(5)色の追加ダイアログが開くので、OKをクリックします。
(6)パレットに色が追加になりました。他にも追加したい色があれば、同じ手順で追加して、パレットの色をクリックすれば[カラー]の色が変わります。
文字色を選択
テキストの文字色を選択する事も出来ます。
(1)テキストツールをクリックします。
(2)[テキスト編集]ダイアログが開くので、文字列を入力します。
(3)『文字色』をクリックします。
(4)文字色の[カラー]ダイアログが開くので、色を選択します。
(5)色が決まったら、OKをクリックします。
※[カラー]ダイアログでは緑下線の色の種類も選べますが、緑枠の色鉛筆の色がなかなか素敵です。
(6)文字列の入力とカラーが決定したら、OKをクリックします。
文字色から色を選択
テキストツールの鉛筆の色は、[カラー]では表示されないので文字色からもらって来る事も出来ます。
(1)テキストレイヤーをクリックします。
(2)『スポイト』ツールをクリックします。
(3)文字色のエリアをクリックします。
(4)[カラー]に色が表示されます。
(5)文字色の[カラー]をパレットに保存するには『追加』ボタンをクリックします。
ペン(ブラシ)ツール
わたしは絵心が無いのでヒドいサンプルになると思いますがご容赦下さい。
ペンツールを紹介するに当たり、新規作成からスタートします。
「ファイル>新規作成」をクリックします。
[画像の新規作成]ダイアログが開くので、幅と高さを入力してOKをクリックします。
ペン(ブラシ)の選択
(1)がペンツールです。図左のようにメニューバーからも選択出来ます。それぞれのツールに対応しているので、ツールがわからなくなった時はメニューバーから選んでもいいですね。ペン=ブラシです。クリックします。
(2)色を選択。(3)ブラシの種類を選択。
(4)ブラシのサイズ(太さ)が出ます。ブラシサイズは(5)から選ぶ事もできます。
(6)不透明度を調整出来ます。
図は、デフォルトの鉛筆で色だけを指定したものです。
ペン(ブラシ)のサンプル
上で紹介した[ブラシ]を色だけ指定したサンプルです。
[ブラシ]の■だけわざと対応する色に加工しています。
このサンプルでもわかるように、ペンや鉛筆の時は、不透明度は100%のままでいいと思います。エアブラシや水彩のようなタイプを自由にアレンジすると素敵な作品が出来そうですね。
サンプルは消しゴムの様子を表現したくてわざと背景色を透明にしています。
レイヤーの上下入れ替え
絵を描く場合、パーツ毎に違うレイヤーにしておけば部分修正とかも簡単です。
図のように[レイヤー]で移動させたいレイヤーをドラッグ&ドロップして上下の順番を変更できます。
図の移動中のレイヤーの大きなモチーフは[ブラシ]の回転対称と回転対称2を不透明度で半透明にしています。
今回は「ファイル>新規作成」したレイヤー1にいきなり描き始めてしまったので、後からレイヤーを追加して、一番下に移動させて黒色背景にしました。
背景レイヤーもいくつか作って、色を変えて、見える/見えないボタンで切り替えて、、、という使い方も出来ます。
ザックリとですが、わたしが普段使っているツールを紹介しました。
他にもいろんなツールやメニューが有ります。
試し描きの際に、色々試してみましょう。
間違って変なところを押してしまったら、「編集>取り消し」で戻れます。
作品を制作中の場合は、ある程度いい感じになったら、「ファイル>名前をつけて保存」で、『作品.mdp』のようにデスクトップに保存して、違うアレンジにしたい場合は、複製の『作品のコピー.mdp』を使う、、、感じですね。
デスクトップにペタペタと貼り付けたアイコンは後でじっくりとフォルダに整理してあげて下さい。