『Cocoon』のスキン:ミックスグリーンを使用しています。

Pages.app


Pagesの概要は以下のように記載されています。

「Pages」を使えば、テキスト中心のシンプルな文書作成書類から、グラフィックスや面白いフォント処理を施したページレイアウト書類にいたるまで、目的に応じたあらゆる種類の書類を作成できます。

複雑なことは苦手なので、わたしが普段使っているシンプルな例を紹介します。
 

Pages.app 起動

DockからPages.appをクリックして起動します。

 

基本>空白

基本>空白 を選択します。

 

サムネール表示

ページのレイアウトを確認するのにサムネールがあると便利です。
(1)表示をクリック。
(2)ページのサムネールを表示をクリック。

 

レイアウトを表示

レイアウト枠もあると便利です。
レイアウトを表示 をクリックします。

黄色枠がサムネールです。
表示が大きすぎて使いにくい場合はピンク枠で縮小します。
 

画面例

サムネールとレイアウト枠の表示画面例です。

 

下書きからコピペ

Pages.app は テキストエディットのRTFD(添付データ付きリッチテキスト書類)と互換性が有ります。
なので、テキストエディットのRTFDで文書のスタイルを整えた下書きを作成する事をお薦めします。

黄色枠がテキストエディットの下書きです。全文コピーして、Pages本文の赤印の文頭にペーストします。

 

ページ番号

画像は少し省略していますが、黄色に色付けした上下の6つの枠のどれかにページ番号を挿入できます。
(1)ページ番号を入れたい枠をクリックします。
(2)ページ番号を挿入をクリック。
(3)使用したいページ番号のタイプをクリックします。

 

見出しの装飾

この例では、タイトルを見出し1としてフォントサイズを30ptの太字にしています。
他に見出し2を22ptの太字、見出し3を18ptの太字にしました。
普通の文字は14ptです。

見出しの装飾をします。
(1)見出し2の文字列を反転させます。
(2)レイアウトをクリック。
(3)枠線とルールを設定します。
例では、直線、黒色、太さ:1pt、位置は下だけ、オフセット(文字と線の隙間):-3pt、背景色:灰色 に設定しています。

(1)’ 見出し3の文字列を反転させます。
(2)’ レイアウトをクリック。
(3)’ 枠線とルールを設定します。
例では、点線、黒色、太さ:1pt、位置は下だけ、オフセット(文字と線の隙間):-3pt、背景色:なし に設定しています。

※レイアウトは直近の動作を反復するので、見出し2を全部設定してから、見出し3を設定する方が楽です。オフセット(文字と線の隙間)は、都度の設定になります。
 

余白の調整

ページの余白は、デフォルトのままだと少し多すぎる気がします。
(1)書類をクリックします。
(2)枠内の各数値を調整します。
(3)黄色枠はサムネールをはめ込みました。サムネールを確認しながら余白を調整すると上手くいきます。

※個人的な意見ですが、PDFに書き出しする場合は、本文を14ptで、余白を上のように設定するといい感じになります。
 

ページを追加

改ページしてページを整えます。
(1)改ページしたい行の先頭にポインタを置きます。
(2)ページを追加 をクリックします。

 

行を削除

見出しを装飾している場合は、図のように変な表示になります。
ピンク丸の位置でカーソルが点滅している状態で、キーボードのDelete(削除)キーを押して不要な行を削除します。(2度押しでページが整うと思います。)

 

画像のサイズ調整

ページ内に収めたい内容が入りきらない場合は、画像をクリックして赤枠のポインタで画像のサイズを小さくする事で調整が可能です。

 


こんな感じで完成です。

目次に見出しへのリンクを付ける

このサンプルのようにページ数が少ない場合は不要かもですが、ページ数が多い場合は、目次も必要ですよね。その目次から内容の見出しにリンクをつけてあげたら親切だと思います。そしてPages.appで作成した書類に付けたリンクはPDFに書き出しても有効なんです。

目次を作成

1ページ目に赤枠のような目次を挿入してみました。

※1ページ目はタイトルのみの表紙にして、目次を2ページ目にする等もOKです。
 

ブックマークを追加

リンク先の設定です。
(1)[書類]をクリック。
(2)[ブックマーク] をクリック。
(3) ブックマークしたい文字列を選択。
(4)[ブックマークを追加] をクリックです。

 

ブックマークを追加を完成させる

あとは、次々にブックマークしたい文字列を選択して[ブックマークを追加] をクリックして完成させます。

 

リンク元の目次を設定

(1) 目次に戻って、リンク元の文字列を選択。
(2)「フォーマット>リンクを追加>ブックマーク] をクリック。
(3) ブックマーク:候補を選択。
(4) リンク元の文字列と同じものをクリック。

上の(4)までで、リンクは設定されています。
間違えた場合は、(5)削除をクリックします。
(6)ブックマークに移動 でリンクを確認できます。
 

リンク完成

リンクした文字列は図のように下線が出ています。
次のリンクを設定するには赤丸のように何も無い所をクリックすればOKです。

 

保存

Pagesで保存します。
(1)「フォーマット>保存] をクリック。
(2)名前:名前を入力。(名称未設定のままで後から変更でもOK。)
(3)[保存]をクリック。

 

書き出し

PDFで書き出します。
(1)「ファイル>書き出す>PDF] をクリック。
(2)イメージの品質:最高を選択。[次へ]をクリック。
(3)[書き出す]をクリック。

 

以上がザックリとですが、Pages.appの紹介です。
Pagesで保存する場合、自分だけが使うなら日本語の名前(サンプル.pages 等)で構いません。PDFに書き出す場合は、メール添付等、誰かに渡すためだと思うので、半角英数の名前(sample.pdf 等)にします。
Macの人にPagesで渡す場合は、半角英数名にして渡してあげて下さい。


PDFサンプルとして、今見ていただいているこのページをPDFにしてみました。
下のアイコンをクリックすると別ページでPDFサンプルが開きます。