なんかMacのdockの景色が物足りないと思っていたのです。
原因判明。

『FireAlpaca』が無かったのだわ。
早速ダウンロードしました。
FireAlpaca 公式ダウンロード
MacかWindowsかを選択してDLします。
Macの場合は、『FireAlpaca.app』をクリックしても、セキュリティーに蹴られるので、[control]キーを押しながらマウス右クリックで『開く』します。
起動すると毎回必ず ”ワンポイント解説付き広告” (勝手に命名) が開くので[OK]で閉じます。これは使い方マニュアルでもあるので、トップページをブックマークしておくと便利です。
アルパカ学園
ロゴのアルパカちゃんをモノクロの透過PNGにして色付けして、文字入れしてみました。
モノクロの透過PNG
ロゴのアルパカちゃんをモノクロの透過PNGにしてみます。
『FireAlpaca』を起動して、”ワンポイント解説付き広告”を[OK]で閉じます。
画像をドラ&ドロ(ドラッグ&ドロップ)
準備した画像アイコンを図の様にドラ&ドロします。
色相で加工
フィルタ>色相 で開いたダイアログの彩度:0、明度:200 にします。[OK]
自動選択ツール
赤枠の『自動選択ツール』で白色部分を選択します。
シフトキーを押しながら全部選択します。
反転、追加
選択範囲を反転(紫枠)して、レイアーを追加(水色枠)します。
黒色部分を選択したいのですが、細い線や細かいパーツが多いので、白色選択後に範囲を反転しています。
塗りつぶし
追加したレイヤー2 が選択されていることを確認して「レイヤー>塗りつぶし」します。
クリア
『自動選択ツール』で再度白色部分をシフトキーを押しながら全部選択して、「レイヤー>クリア」します。
書き出し
レイヤー2 が選択されていることを確認して『✓』透明度を保護。
不要なレイアーは緑枠のボタンをクリックで消しておきます。
「ファイル>書き出し」します。
書き出し設定
ファイル形式:PNG(透過PNG) にして[OK]。
サイズを変更したくない場合は『✓』以下のサイズ内に収めて保存のチェックを外します。
名前をつけて保存
わたしはデスクトップ(Desktop)に[保存]しました。
完成イメージ
プレビューで開いたらこんな感じです。
黒色以外、透過されていますね。
FireAlpaca 保存
続きから画像加工する場合のためにこの作業を保存します。
「ファイル>名前をつけて保存」
『.mdp』で保存
名前をつけて[保存]です。場所はデスクトップにしておきましょうね。
デスクトップに『名前.mdp』というファイルが出来るのでそれをクリックすればいつでも続きから作業できます。
画像に色をつける
さっきの続きからでも構いません。ここでは保存した『〜〜.mdp』から起動した例で紹介します。
レイヤーを複製
せっかく作った画像をそのまま使うと失敗した時に厄介なので、複製を加工します。
赤枠のどちらかで『複製』します。
赤破線が複製されたレイヤーです。
顔をピンクにしてみる
(1) 複製したレイヤーを選択。
(2) 透明度を保護の『✓』を外す。
(3) [自動選択ツール]クリック。
(4) [自動選択ツール]で範囲の色エリア(顔)をクリック。
(5) 色を選択。
そして最後に『レイヤー>塗りつぶし』です。
他の部分も色をつける
ネクタイを黄色、炎を水色、黒縁を白にしてみました。
荒海に立つピンクのアルパカちゃんのイメージです 笑
耳と頭の上の黒色が残っています。
拡大&ペン
細かい(小さい)エリアの場合は、『表示>拡大表示』で拡大します。
最後の微調整には緑色枠の『ペンツール』を使います。
拡大率を大きめに、ペンサイズを小さめにすると、かなり精度を上げられます。
カラー
ツールバーの『カラー』で『色相バー』と『色相環』を切り替え出来ます。
どちらの場合も『1』で大体の色を選択後『2』でクリックした色になります。
どちらも思った色を出すのは大変ですよね。
RGBで色指定
下の図はWEBで使う基本16色です。
図の様に名前(aqua、green、navy 等)が付いている色もあります。
2行目が #半角英数6桁 の色コード番号ですね。
3行目が、『RGB』です。(何の略だったか忘れましたが、、、。)
こんな風に、『R、G、B』の数値がわかっている場合、「FireAlpaca」ではツールの『カラー』のボックスに数字を入れてやればその色を表示できます。
もっと詳細なカラー表はWEBカラー表をどうぞ。
表が表示されたら、マウス右クリック『ページのソースを表示』して丸ごとエディターにコピペしてお持ち帰り下さい。
「RGBにその都度入れるのも面倒だし、偶然見つけた微妙な色は二度と出せないかも、、、。」
そんな時は『ウィンドウ>パレット』です。
『カラー』の下に『パレット』が出ます。
[追加]を押すと『カラー』で選択されている『色の追加』ボックスが出るので[OK]すれば保存されます。
使いたい時は『パレット』の色をクリックするだけです。
文字入力
ちょうど文字入力の機会があったので、ついでに紹介します。
テキストツール
『ツール>テキスト』または赤枠『T』でテキストを選択します。
本体部分の文字を入れたい辺りにカーソルを置きクリックします。
テキスト編集ボックスが開くので、フォント名やサイズを指定して「文字入力」します。
最後に[OK]クリック。
テキストの位置を調整
十字ポインタでテキストの位置を調整します。
簡単に画像にモザイクをかける
マニュアル等を作成している時に自分の名前やID等、モザイク処理したい場合に有効です。
複製を使う
(1) が元画像で(2) が複製です。
複製の緑色枠のボタンを押して不可視(見えなく)して、(1)元画像を選択します。
『フィルタ>モザイク』をクリックします。
モザイク調整
『モザイク』ボックスが出るのでサイズを調整して[OK]します。
複製に戻って加工
(2)複製の方です。(上にある画像)
1. 複製の方を選択して、緑枠ボタンでアクティブ(見える)にします。
2. 透明度を保護に『✓』を入れます。
3. 『選択ツール』をクリック。(『ツール>選択』でもOK)
4. 『選択ツール』でモザイクにしたい範囲を選択。
5. 『レイヤー>クリア』。
完成例
選択範囲がモザイクになりました。
この方法は、複製した同じ画像の下にある方をモザイク処理しておいて、上にある方の画像のモザイク処理を採用したい範囲をくり抜くという手法です。
「別に、そのままモザイクでいいんじゃないの?」ですよね。
下の図は同じ範囲を緑色の方はくりぬき手法で、水色の方はそのままでモザイク処理したものです。
FireAlpaca の良さを全く引き出せない記事ですみません。
絵心のある方なら絶対、「おおおお」となるはずです。
GimpもFireAlpacaもわたしは画像加工に使っているもので、、、。
この記事の画像加工も、両方のアプリを併用しました。
主な加工はGimpでやって、テキストの部分はFireAlpacaという具合です。
今回ご紹介した方法は、絵を描ける人が、マジック等で紙に描いた下絵をスキャンでPC(Mac)に取り込んで、色付け作業とかには応用できるんじゃないかなー。
GimpとFireAlpacaの特長
・Gimpでは選択範囲の縁取りができるけれど、FireAlpacaはできない(?)
・Gimpではテキスト入力の際、半角英数以外(日本語かな、漢字)を入力の場合は、他のエディターで作成後、マウス右クリックでコピーしてペーストしないと入力出来ない。半角英数を入力の場合でも、キーボードで『かな』が選択されていた場合に、『英数』キーを押した瞬間ボワンと消えることが多い。。。
・FireAlpacaのテキスト入力は、フォントもサイズも文字間も行間も自由に設定できるが、一度決定したテキストは移動しかできない。
と、わたしの使用感はこんな感じです。
新しい発見があれば、またどこかで追記します。笑
笑 早速追記が出てしまいました。
FireAlpacaで画像の縁取り
レイヤー追加
レイヤーを追加(レイヤー2)して、赤枠の『図形塗りつぶし』ツールを選択。
『カラー』か『パレット』から色も選択しておきます。
範囲を塗りつぶす
(1) 縁取りしたい範囲を少し大きめに指定して塗りつぶす。
(2) 『選択範囲>レイヤーを元に作成/不透明度』をクリック。
収縮
『選択範囲>収縮』をクリック。
収縮の調整
『収縮』ボックスで 線の太さ(pixel)を指定して[OK]クリック。
切り取り
『編集>切り取り』します。
指定した線の太さで縁取りできました。
選択解除
『選択範囲>解除』で通常の表示に戻ります。
しかも、FireAlpacaの場合、下図の様に複数選択でも有効です。
先に、切り取りされたものには影響しません。